「トリナ・ソーラー」インタビュー

トリナ・ソーラーは1997年に中国・常州で創業した太陽光モジュール製造とシステム・インテグレーションのグローバルカンパニーです。高品質を実現する為に、研究開発から原料の調達、製造、販売に至るまで一貫して行っています。トリナ・ソーラーは年々シェアを伸ばし、供給量ベースで2012年は3位、2013年は2位、2014年の第2四半期には四半期で1GWを出荷という新記録で1位を達成しています。今回は営業技術サポート部 マネージャー橋本氏にお話を伺いました。

―トリナ・ソーラー社はどのような会社ですか?

当社はアメリカで計画された100万世帯の屋根に太陽電池を取り付ける「ミリオン・ソーラー・ルーフ計画」を契機に高品質、高性能の製品を製造することを第一に考える方針をもとに1997年12月に創業し、2006年にはニューヨーク証券取引所に上場した太陽光発電業界のパイオニアです。

太陽電池モジュールやソリューション、関連サービスのリーディングカンパニーとして、世界の太陽エネルギー業界において大きな影響力を発揮する存在となっています。今では世界20カ国以上でグローバル展開し、2014年までには総生産量が10GWに達する見通しです。

―日本市場に参入されたのはいつ頃ですか?

トリナ・ソーラー・ジャパンは、2012年に日本でもFITがスタートするとの予測から2010年2月に100%出資の日本法人として設立され、マーケティング活動を開始しました。日本に参入した中国系のモジュールメーカーとしては先発組に入ると思います。

高品質・高性能が強み

―トリナ・ソーラーの強みは何でしょうか。

当社が自負しているのが高い品質です。その象徴的なものが、中国・常州にある「トリナ・ソーラーPVパーク」です。広大な敷地に本社をはじめ、工場やR&Dセンターなどを集約し、効率化をはかっています。工場では、素材であるインゴットに始まり、ウエハーやセル、最終製品のモジュールまでを一貫生産・管理しています。

また、世界の研究機関との共同研究や、世界中から集まった研究者たちが原料のチェック、新技術の開発に取り組むR&Dセンターにて、最先端の技術と高品質でより高いパフォーマンスを発揮する製品開発を行っています。

例えば、30種類以上の品質管理試験や製品認証、材料の信頼性検査などを行っていますが、国際的な独立試験機関で使用される機器と同等の機能を備え、米国の製品安全試験・認証機関である「UL」のクライアント・テストデータ・プログラム(社内検査がUL公認データとして公表可能)を、太陽電池メーカーとして初めて取得したのも当社です。それだけ信頼されているといえます。

―御社製品を設置された方からはどのような声をいただいていますか。

トリナ・ソーラーは、出荷する製品の出力許容公差を「マイナスなし」で厳しく管理していることもあり、発電シミュレーション以上に発電量が多いところや25年という長い出力保証のおかげで安心して使えることが嬉しいなどのお声をいただき、非常に満足していただいていると思います。

多彩なモジュールラインナップによる最適な発電システム

―トリナ・ソーラーの製品ラインナップをお聞かせください。

当社は、モジュールラインナップも単結晶・多結晶の住宅用、産業用、発電事業者用、そして第三世代モジュールと幅広く太陽光発電システムの生産を行なっており、世界最高水準の多彩なモジュールがあることが強みです。

世界各地の環境に対応できるように高品質で高性能、そしてさまざま環境に対応できるモジュールであり、実際の天候条件下における性能試験でも他メーカーと比べて高い発電性能を示し、高い信頼性のある太陽電池モジュールだと言えます。

また、新製品の「フレームレス両面ガラスモジュール」の保証は30年です。このモジュールは高透過ガラスでセルをサンドイッチ状態にはさみ、かつフレームのない構造なので、衝撃に強く、劣化やダメージも抑えられます。また、火災クラスAという防火に対する最高レベルの認証を取得しているので、安心感も高まります。そのため、30年という長期保証が可能になりました。塩害耐性としてもIEC61701の最も高いレベル6も取得しています。

長期的に安心の保証内容

―設置後の保証制度はいかがですか。

太陽光パネルの出力は、年々低下していきます。その低下に対して当社では、一定の年数後にガクッと出力が落ちるステップ保証ではなく、標準のモジュールよりも優れた、出力がなだらかに落ちていくリニア保証を行っています。例えば、多結晶の場合、初年度の出力は97.5%が保証され、その後25年目まで毎年0.7%以上出力が低下しないことをお約束しています。フレームレス両面ガラスにいたっては30年保証を実施しています。

―これほど長期間の保証をするのはなぜでしょうか。

それは、当社の製品の品質に自信があるからです。太陽光発電モジュールは20年以上の長期にわたって使用します。世の中の製品・部品でこうした長期で耐久性のあるものはあまり見当たりません。その間きちんとメンテナンスできる体制も必要で、さらに言えばメーカーとして存続していられるだけの強固な財務体質が求められます。トリナ・ソーラーの財務体質は非常に強く、中国企業の中では群を抜いています。お客様視点に立ったさまざまな提案ができるのも当社の強みであり、R&D体制を含めた当社のブランド価値だと思います。

さらなる躍進に向けて

―今後、注力していく部分は何ですか。

お客様視点にたった新製品の提供です。例えば、「トリナスマート」ではパネル一枚毎の出力状況を、インターネット経由で監視・管理できるだけでなく、問題が起きた際には遠隔操作によりPCやスマートフォンを使って出力の停止を行い、危険回避を可能とし、パネルの裏側の端子箱の中に統合されたオプティマイザー機能により、出力の変化を感知し、最適化を行なえる商品です。

電力会社の認定保留の中で個別協議の要件に適応となります。20年以上にわたる長期のおつきあいをさせていただくのですから、投資と収益の見合いを考えた高性能な製品の開発を進めていきます。一般の製品だけでなく、こうした新製品を武器にさまざまな提案をしていきます。

―継続して注力をしていく部分は何ですか。

引き続き品質に対する徹底したこだわりや考え方は継続していき、アフターサービスにも更に注力していきます。また、価格についても競争力のある価格を実現していきます。いくら品質が良くても、高くては受け入れてもらえません。

FITの買電価格が下がってきていますから、ビジネスの収益性を考えるとやはり価格競争力がないと厳しいですね。当社は量産技術の革新により、高品質で競争力のあるコストパフォーマンスを実現していきます。

日本での今後の展開について

―日本の太陽光発電市場はどのようになっていくとお考えですか?

最近では、夏・冬のピーク時の電力需給のバランスを考えて、「自分尾家で使う電気は自分でつくる」という考え方がさらに広がっています。特に資源のない日本にとって、太陽光発電はますます身近に、そして再生可能エネルギーの主流になっていくと思います。そのさらなる成長のために、トリナ・ソーラーは「ソーラーエネルギーを全世界の人に役立てる」という企業ミッションの下で、高品質な製品、充実したアフターサービス、優れたコストパフォーマンスを提供することで日本の再生可能エネルギーの普及に貢献していきたいと思います。

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